2011年03月28日

SHIFT

震災の日からはや3週間が経とうとしています。

テレビ画面から溢れる目を覆いたくなるような光景と、様々な感情のうねりに涙が出る。

いまはただ、小さなことでも僕にできる事をしようと強く思うのです。




何かが起こらなければ気付けない愚かな僕たち・・・


よく考えてみると、ずっとずっと続いていた。


世界のあちこちで10億人が飢えに苦しみ、毎年600万人が餓死している一方で1億5500万人が肥満に苦しみもがいている。

食物は過剰に生産されるばかりだ。


限りある資源を掘り起こし廃棄物を垂れ流す。

そして僕達は原子力を片手に、明らかに将来持続不可能なライフスタイルを維持しようと必死になっている。

ダイナマイトを腹に巻き、破滅の道を突き進む・・・


みんな必死で頑張ってるけど、世界は上手くは行っていない。


今はもちろん被災者の皆さんの事を第一に、その後は未来の事を考えよう。


世界がシフトする時・・・

夜明け前の闇に僕達は1歩足を踏み入れたのかもしれない。



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2011年01月12日

知っている

鼻毛はなぜちょっとだけオフサイドしたところで成長をやめるのだろうか?

ふとそんな事を疑問に思う。

ヒゲや髪の毛は時間に比例して成長していくが、鼻毛やまつ毛はある一定の長さになると成長をやめる。

これは何故だろうか?

考察した結果、鼻毛ないし鼻毛の毛根は常に自分の長さを把握しているという結論に達した。


鼻毛は素直だ。

切れば生えるし、生えれば最悪ちょっと出たところで止まる。



僕達も鼻毛と同様、自分がどうしたいのか本当は知っているはずだ。

知っているけど、何かにつけて何かと何か、なんとなく難しい・・・



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2010年10月12日

ウェルカムUFOへの道

この夏、焼けるような日差しの中、風のなびく田園風景を眺めながらふと思う。

「ミステリーサークルは本当にUFOの仕業なのか?」


僕がまだ中学生の頃、心の底から恐れていたものが2つある。

それは、ノストラダムスの大予言と異星人だ。

前者に対しては「不可避」という観点から「諦め」を心に決め、後者に関しては夜空を見上げるたびに異星人に連れ去られ、頭にチップを埋め込まれるという矢追純一的な恐怖に背筋を伸ばしたのを覚えている。

しかし、大人になった今、僕は異星人という観測不可能な存在にある種ロマンを持つようになった。

映画「マーズアタック」や「インディペンデンスデイ」では、グロテスクな異星人が人類をはるかに超えたテクノロジーを使い地球を占領しようと試みる。

ちなみにニコちゃん大王は脳天がアナルである・・・

しかし僕は、異星人はちょーいい人達だと推測する。

人類は今、精神的には助け合い分け合う思想を理想に持ちながら、奪い合い争う現実を右往左往している。3万発を超える核兵器が未だ世界に存在するのがその代表的な証拠だ。

しかしはるか宇宙の彼方から地球にやってくるだけのテクノロジーをもつ異星人はどうだろうか?
おそらく争いのある低次元な進化は遥か昔に卒業し、今はもうみんな仏のような顔をしているに違いない。

最先端の科学的見解では、全ての宇宙に存在する恒星系の約5%、すなわち1000億の惑星に生命を育むことが出来る環境が存在すると見積もられている。

彼らはおそらく母性を胸に私達を遥か彼方から見守っている、私達人類の進化がある一線を超え、争いを忘れた頃にひょっこり現れるのかもしれない。

僕がまだこの世に生きているうちにご挨拶がしたいものだ。

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2010年07月23日

ボルネオの森へ

夏だッ! 海だ! 花火だ! 祭りだ!

いや・・・ ジャングルだ!!

ということで、ボルネオ島のジャングルに行ってきました。

ここで一つ僕が言いたいのは、北海道の森に入ってもヒグマに会える訳ではない。

西表島に行ったところで山猫に会える訳ではない。

しかし秋葉原に行けばAKB48に会うことができる。



そう・・・亜熱帯のジャングルに入ったところで動物にあえるわけではない・・・

動物に会えるのは動物園である。

そして、動物園で会った動物達。全くやる気がありません。

そりゃそーでしょ!だって熱いんですもの!



動物達は基本食べ物を探して動いているのだ。食べ物が与えられる限り特に気張る必要もないのであろう。

全うな話だ。

旅で出会ったマレーの人たちはとても親切な人たちばかり。

ムスリムを中心にキリスト教、仏教、ヒンドゥー教、道教など様々な宗教が混ざり合うこの国では、自分の宗教を大切にしながら他の宗教も尊重するといった精神が社会の均衡を保っているように見える。

炎天下の中、チャドルやヒジャブで肌を隠す若い女性と現代的ファッションに身を包む女性が楽しく会話している姿はとても印象に残った。


イスラム教と聞いて、世界情勢に疎い僕達日本人が持つイメージといえば、どちらかと言うとネガティブなものが多いと思う。それも、あの歴史的なテロ事件がきっかけであろう。

しかし、それはごく一部の過激派が理想や報復の為に宗教の名を利用しているに過ぎず、イスラムの教えとは相反する行為であるのが現状だ。

物騒な事件が起こるたびに叫ばれる「ジハード(聖戦)」という言葉。これは本来平和の為の自分との戦いという意味であり、決して他者との戦いを意味するものではない。

平和を愛するイスラム教徒の精神はその挨拶の言葉に表される。

「アッサラーム・アレイコム」(あなたの上に平和がありますように)

これに対する返答は

「ワ・アレイコム・サラーム」(あなたの上にこそ平和がありますように)

今年の24時間テレビのサブタイトルはこれでいけます・・・たぶん。

他者を思いやる気持ちが素晴らしい世界を作るという精神は、世界の何処に行っても当たり前であり、そしてまた当たり前でないのだ。

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2010年06月23日

とりとめのないこと2

僕がウォシュレットと出会ったのはもう十数年前だろうか?

噂には聞いていたものの、当時ウォシュレットつきのの便器は珍しく、なかなかお目にかかる事が出来なかった。

ある日、とあるゲレンデで僕が用を足そうとトイレに入ったところ、見たことのない便座がそこにあるではないか。

「こっ・・・これは・・・ウォシュレットというやつか!」

高鳴る鼓動を抑えながら用を足し、その瞬間はやってきた。

僕は恐る恐る「おしり」のスイッチに手を伸ばした。

「ぬあっ!!!ああああああああああ・・・・・・」


この瞬間、僕の中でウォシュレットは「洗うもの」から「刺激するもの」に形を変えた。

そして、「おしり」のスイッチの下の「ムーブ」というスイッチを見た瞬間、それは疑いではなく確信に変わった。

先日友人にウォシュレットに対する僕の熱い思いを打ち明けると、彼は遠くを見ながらこう答えた。

「ウォシュレットに意味などないのさ・・・結局のところヤツは自分の力だけではお尻を洗いきれないんだよ・・・トイレットペーパーに染み込んで手が汚れるのが話のオチだね・・・」

感性は人の数だけ存在し他者の感性を批判することは恥ずべきことなのかもしれない。


しかし僕はこれからもウォシュレットの快感を一人楽しむだろう。

そしてヤツはいつまでも僕の一番シークレットなスポットを刺激し続けるだろう。


まるで合法的にマリファナを楽しむアムステルダムの老人のように・・・


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2010年06月02日

温暖化ソングを聞きながら

6月なのにやたら涼しいのは僕だけだろうか?

おそらく、環境破壊がもたらした異常気象により地球がおかしなことになっているのだろう。

地球温暖化がもう少し進むと、POINT OF NO RETURNという温度にたどり着く事をご存知だろうか?

地球の温度がこの地点に達すると、永久凍土の融解から地中で醗酵がおこり大量の二酸化炭素と熱が大気に溶け込み、人間の二酸化炭素排出とは無関係に温暖化が加速する「後戻りできない地点」がこれである。

つまり、今までは自分の足で温暖化の階段を登っていたけど、エスカレーターに乗っちゃう感じである。

こうなると進行は速いようだ。

北極付近の氷は瞬時に融解し、南極大陸の氷は海中に滑り落ちるだろう、海面が数メートル上昇し沿岸の主要都市は瞬くまに水浸しになる。

地上では、温度上昇による疫病の多発と異常気象による自然災害や食料難に見舞われることは言うまでもない。

この話を聞いて「俺んち山奥だから大丈夫!」って思う人は相当危険である。自分さえよければいいという概念がもたらした結果が地球温暖化を招いたのだと僕は思う。

チームマイナス6%のステッカーを貼っている車を良く見かける。
温室効果ガスの軽減を図ることは素晴らしいことだが、その活動が環境の為ではなく自社のイメージアップとして行われていることが多いようだ。

環境を考えた運営=自社のイメージアップ=売り上げの上昇=温室効果ガスの排出

結局同じである。

ここ数十年で数倍に跳ね上がったCO2排出量は6%の軽減ででどうにかなる話ではない。

地球温暖化の防止に悪あがきすることも大切だが、そろそろ今後の激動の時代を生きる準備が必要なのではないだろうか。

僕はまず、庭にハンモックをつけマンゴーの木を植えようと思う。
「あっちーなー」なんつって魚介メインのBBQに冷えたビールも良いかもしれない。

どんな状況になろうとも、笑顔で今日を幸せに生きることが大切だ。

温暖化ソングを聞きながら・・・


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2010年06月01日

ビバ!自分教

まだ若かりし頃、親友のバ加藤が仏のような顔つきで僕にこういった。

「ヒロセクン・・・夢を叶えようとしてはいけない、叶うと知るんだ」

そう言いながら彼は僕に一冊の色褪せた本を手渡した。

「マスターの教え」

100年ほど前の著者も誰だかわからない古本をリメイクした一冊であったが、その本の持つ力に僕はどんどん引き込まれた。

本の内容は、一人の男が偶然の一致によりマスターと呼ばれる一人の男性に出会い、人生を自分の想いどおりに生きるたった一つの法則を伝授されるというものだった。

その法則を簡単に言うとこうだ。

「深い意識下で強くイメージし続けゆことにより、そのイメージは具現化するという事」

この本の内容に感化された僕は、理想の人生をひたすらイメージすることに没頭した。

そして、更なる真理の追究の為、スピリチュアルや仏教哲学、古代文明の教えや量子物理学など様々な知識を吸収した。

人が神と呼ぶ目に見えない大きな力や宇宙の法則、人間の意識が持つエネルギーなど様々な知識を。


そんな事を繰り返す中、一つの疑問が僕にこみ上げて来た。

「この本を書いたヤツは、なんでこんな事知ってんだ?」

同じ人間に、宇宙の片隅のちっぽけな人間になぜこんな事が分かるのだろうか?

これは真理か?

そう考えると、スピリチュアルの知識も宗教もただの噂話に思えてきた。

お金を払って自分の外側に信じる物を持つ事はたやすい、しかし自分の中に真理を見つけ「自分教」を持つ事が自分らしさではないだろうか。

菩提樹の下で目を瞑る時間があるのなら、目に見える分けのわからないこの世界を精一杯生ききる事のほうがよほど人間らしい。


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2010年05月31日

やっぱりSDP

スチャダラパー20周年記念ライブ「浪速恋シグレン」へ。

僕が人生初めて買ったCDは「スチャダラ大作戦」でした。その後、90年代後半のHIPHOPブームにあやかり色々なアーティストに浮気しましたが、やっぱり帰るところはスチャダラだったようです。

ボースさん、アニさん、シンコさん・・・僕、カッコつけてました・・・

例えるなら、「最近水に超はまってるんだ!!」とか言ってコンビニで高い水買ってる田舎者と同じです。(田舎は水道水が凄くおいしい)

最近すっかり彼らのオモロラップから離れてしまった元スチャダラファンの30オーバーの皆さん。

やっぱ帽子のマークはBっす!!

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2010年04月23日

僕の悩み

もしも空が飛べたら・・・

鳥のように大空を飛び回り世界を空から眺めたり、突然の突風に思わず背筋を伸ばしたり、時には好きなあの子を迎えに行って内緒で空に誘ったり。

僕が子供の頃、何気なくそんなことを想像するのがたまらなく好きだった。

そんな淡い思いも大人になるにつれ消えて行ってしまった。

さみしいものだ。

少なくとも「I can fly!!」と叫びながら橋の上からダイブする大人にはなっていないので、これも正常といえば正常なのだろう。

しかし、そんな子供心をふと思い出す時がある。


書店の片隅でその本を発見した時、僕の子供心に火がついた。

「幽体離脱入門」

マジですか!!!!できるの?!!ホントに出来るの?

幽体離脱が出来れば多分空も飛べるし何処へでもいける。透明人間的要素も含んでいるのでイケナイ事だって出来ちゃうかもしれない?

こっ これはいい事尽くしである。

そんなこんなで夢中で立ち読み。

何とか立ち読みだけでスキルを身につけようと渾身の記憶力を奮い立たせる。

しかし、そんな中ふと思う。

「僕は今、いろんな意味でイケナイ大人になっている・・・」

僕は幽体離脱入門を静かに本棚に戻し、逃げるように書店を後にした。




もしも今僕に悩みがあるとするならば、この本を買うか買わないか・・・

それと似たようなことだ。


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おそらく前世でも親友であっただろう親友、スケーター加藤君を。



















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2010年01月28日

波が・・・

「PLAYING FOR CHANGE」

世界中の無名のアーティスト達が耳にヘッドホンをあて人種、文化、宗教や国境を越えセッションするというこの企画。

そのピースフルな映像に思わず見惚れてしまった。

実際は10年の間、世界中のアーティスト達の音と映像を拾い組み合わせたものらしいのだが、画面の中ではまるで本当にヘッドホンで世界中が繋がっているように見える。


まるで魔法である。

http://www.youtube.com/user/PlayingForChange#p/a/C122061BDC373B4B/0/tAjFnJuk1Aw


海辺で子供が水遊びをした時に出来たそのかすかな波は遥か旅の果てに地球の裏側ブラジルの波にまで小さな影響を及ぼしている事をご存知だろうか。

反射、屈折、回折、干渉の力により四方八方に広がっていくのだ。

そして素粒子の科学では、光や電磁波は勿論、この世界の物質全ては固体の性質を持つと同時に波の性質を持っていることがわかっている。

僕達の身体でさえミクロの単位で見ると固体を超え波みたいなものらしい。


これは僕の想像だが、この世が波であるならば僕の想いや行動、発言は、波の性質により遥か遠くへ伝達されるのではないだろうか?

そして逆に世界中から発せられた波の合間に僕は生きているのではないだろうか。

ヘッドホンがなくても僕達はもともと繋がっているような気がする。

喜怒哀楽、様々な波が飛び交う中でどの周波数にダイヤルを合わせるかでこの瞬間は変わってゆく。

目に見えない世界は、僕達に気づかれぬよう巧妙に複雑に出来ているのかもしれない。


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posted by YO-HEY!! at 16:33| 兵庫 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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