2010年06月23日

とりとめのないこと2

僕がウォシュレットと出会ったのはもう十数年前だろうか?

噂には聞いていたものの、当時ウォシュレットつきのの便器は珍しく、なかなかお目にかかる事が出来なかった。

ある日、とあるゲレンデで僕が用を足そうとトイレに入ったところ、見たことのない便座がそこにあるではないか。

「こっ・・・これは・・・ウォシュレットというやつか!」

高鳴る鼓動を抑えながら用を足し、その瞬間はやってきた。

僕は恐る恐る「おしり」のスイッチに手を伸ばした。

「ぬあっ!!!ああああああああああ・・・・・・」


この瞬間、僕の中でウォシュレットは「洗うもの」から「刺激するもの」に形を変えた。

そして、「おしり」のスイッチの下の「ムーブ」というスイッチを見た瞬間、それは疑いではなく確信に変わった。

先日友人にウォシュレットに対する僕の熱い思いを打ち明けると、彼は遠くを見ながらこう答えた。

「ウォシュレットに意味などないのさ・・・結局のところヤツは自分の力だけではお尻を洗いきれないんだよ・・・トイレットペーパーに染み込んで手が汚れるのが話のオチだね・・・」

感性は人の数だけ存在し他者の感性を批判することは恥ずべきことなのかもしれない。


しかし僕はこれからもウォシュレットの快感を一人楽しむだろう。

そしてヤツはいつまでも僕の一番シークレットなスポットを刺激し続けるだろう。


まるで合法的にマリファナを楽しむアムステルダムの老人のように・・・


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posted by YO-HEY!! at 14:26| 兵庫 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月02日

温暖化ソングを聞きながら

6月なのにやたら涼しいのは僕だけだろうか?

おそらく、環境破壊がもたらした異常気象により地球がおかしなことになっているのだろう。

地球温暖化がもう少し進むと、POINT OF NO RETURNという温度にたどり着く事をご存知だろうか?

地球の温度がこの地点に達すると、永久凍土の融解から地中で醗酵がおこり大量の二酸化炭素と熱が大気に溶け込み、人間の二酸化炭素排出とは無関係に温暖化が加速する「後戻りできない地点」がこれである。

つまり、今までは自分の足で温暖化の階段を登っていたけど、エスカレーターに乗っちゃう感じである。

こうなると進行は速いようだ。

北極付近の氷は瞬時に融解し、南極大陸の氷は海中に滑り落ちるだろう、海面が数メートル上昇し沿岸の主要都市は瞬くまに水浸しになる。

地上では、温度上昇による疫病の多発と異常気象による自然災害や食料難に見舞われることは言うまでもない。

この話を聞いて「俺んち山奥だから大丈夫!」って思う人は相当危険である。自分さえよければいいという概念がもたらした結果が地球温暖化を招いたのだと僕は思う。

チームマイナス6%のステッカーを貼っている車を良く見かける。
温室効果ガスの軽減を図ることは素晴らしいことだが、その活動が環境の為ではなく自社のイメージアップとして行われていることが多いようだ。

環境を考えた運営=自社のイメージアップ=売り上げの上昇=温室効果ガスの排出

結局同じである。

ここ数十年で数倍に跳ね上がったCO2排出量は6%の軽減ででどうにかなる話ではない。

地球温暖化の防止に悪あがきすることも大切だが、そろそろ今後の激動の時代を生きる準備が必要なのではないだろうか。

僕はまず、庭にハンモックをつけマンゴーの木を植えようと思う。
「あっちーなー」なんつって魚介メインのBBQに冷えたビールも良いかもしれない。

どんな状況になろうとも、笑顔で今日を幸せに生きることが大切だ。

温暖化ソングを聞きながら・・・


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posted by YO-HEY!! at 13:28| 兵庫 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月01日

ビバ!自分教

まだ若かりし頃、親友のバ加藤が仏のような顔つきで僕にこういった。

「ヒロセクン・・・夢を叶えようとしてはいけない、叶うと知るんだ」

そう言いながら彼は僕に一冊の色褪せた本を手渡した。

「マスターの教え」

100年ほど前の著者も誰だかわからない古本をリメイクした一冊であったが、その本の持つ力に僕はどんどん引き込まれた。

本の内容は、一人の男が偶然の一致によりマスターと呼ばれる一人の男性に出会い、人生を自分の想いどおりに生きるたった一つの法則を伝授されるというものだった。

その法則を簡単に言うとこうだ。

「深い意識下で強くイメージし続けゆことにより、そのイメージは具現化するという事」

この本の内容に感化された僕は、理想の人生をひたすらイメージすることに没頭した。

そして、更なる真理の追究の為、スピリチュアルや仏教哲学、古代文明の教えや量子物理学など様々な知識を吸収した。

人が神と呼ぶ目に見えない大きな力や宇宙の法則、人間の意識が持つエネルギーなど様々な知識を。


そんな事を繰り返す中、一つの疑問が僕にこみ上げて来た。

「この本を書いたヤツは、なんでこんな事知ってんだ?」

同じ人間に、宇宙の片隅のちっぽけな人間になぜこんな事が分かるのだろうか?

これは真理か?

そう考えると、スピリチュアルの知識も宗教もただの噂話に思えてきた。

お金を払って自分の外側に信じる物を持つ事はたやすい、しかし自分の中に真理を見つけ「自分教」を持つ事が自分らしさではないだろうか。

菩提樹の下で目を瞑る時間があるのなら、目に見える分けのわからないこの世界を精一杯生ききる事のほうがよほど人間らしい。


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posted by YO-HEY!! at 14:16| 兵庫 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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