2010年07月23日

ボルネオの森へ

夏だッ! 海だ! 花火だ! 祭りだ!

いや・・・ ジャングルだ!!

ということで、ボルネオ島のジャングルに行ってきました。

ここで一つ僕が言いたいのは、北海道の森に入ってもヒグマに会える訳ではない。

西表島に行ったところで山猫に会える訳ではない。

しかし秋葉原に行けばAKB48に会うことができる。



そう・・・亜熱帯のジャングルに入ったところで動物にあえるわけではない・・・

動物に会えるのは動物園である。

そして、動物園で会った動物達。全くやる気がありません。

そりゃそーでしょ!だって熱いんですもの!



動物達は基本食べ物を探して動いているのだ。食べ物が与えられる限り特に気張る必要もないのであろう。

全うな話だ。

旅で出会ったマレーの人たちはとても親切な人たちばかり。

ムスリムを中心にキリスト教、仏教、ヒンドゥー教、道教など様々な宗教が混ざり合うこの国では、自分の宗教を大切にしながら他の宗教も尊重するといった精神が社会の均衡を保っているように見える。

炎天下の中、チャドルやヒジャブで肌を隠す若い女性と現代的ファッションに身を包む女性が楽しく会話している姿はとても印象に残った。


イスラム教と聞いて、世界情勢に疎い僕達日本人が持つイメージといえば、どちらかと言うとネガティブなものが多いと思う。それも、あの歴史的なテロ事件がきっかけであろう。

しかし、それはごく一部の過激派が理想や報復の為に宗教の名を利用しているに過ぎず、イスラムの教えとは相反する行為であるのが現状だ。

物騒な事件が起こるたびに叫ばれる「ジハード(聖戦)」という言葉。これは本来平和の為の自分との戦いという意味であり、決して他者との戦いを意味するものではない。

平和を愛するイスラム教徒の精神はその挨拶の言葉に表される。

「アッサラーム・アレイコム」(あなたの上に平和がありますように)

これに対する返答は

「ワ・アレイコム・サラーム」(あなたの上にこそ平和がありますように)

今年の24時間テレビのサブタイトルはこれでいけます・・・たぶん。

他者を思いやる気持ちが素晴らしい世界を作るという精神は、世界の何処に行っても当たり前であり、そしてまた当たり前でないのだ。

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posted by YO-HEY!! at 18:23| 兵庫 ☀| Comment(1) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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