突然の体調不良・・・ 「のど・・・イタイ・・・」
結局眠れぬまま夜が明け、朝を迎えた。
発熱に加え、痛みで全く声が出せないので、僕はさすがに病院に駆けつける事にした。
朝食を作っていた母に、ジェスチャーで「喉・痛い・病院・行く」と伝えると、手話が得意な母の手先が一瞬動いた。
「母よ・・・耳は聞こえています・・・」
車で病院に向かいながらふと思ふ。
発熱の影響か、西田敏行氏の名曲「もしもピアノが弾けたなら」が「もしも言葉が話せたら」に変わってきている。
発熱に加え言葉が出ないという状況に、なんだかおかしな精神状態である。
もしかしたらマトリックスのワンシーンのように、僕達はこの世界を言葉という記号で解釈しているのかもしれない。言葉を捨てる事で物事の捉え方が変わるかもしれない。
そんな事を考えながら病院に到着した。そして、受付のオネーさんが笑顔で僕にこう言った。
「今日は耳鼻咽喉科は休みです ニカっ」
谷啓氏の代表的ギャグが僕の心にこだました。
「がっ ガチョーン・・・」
と同時に僕の右手も少し前後した・・・
【日記の最新記事】



