おそらく、環境破壊がもたらした異常気象により地球がおかしなことになっているのだろう。
地球温暖化がもう少し進むと、POINT OF NO RETURNという温度にたどり着く事をご存知だろうか?
地球の温度がこの地点に達すると、永久凍土の融解から地中で醗酵がおこり大量の二酸化炭素と熱が大気に溶け込み、人間の二酸化炭素排出とは無関係に温暖化が加速する「後戻りできない地点」がこれである。
つまり、今までは自分の足で温暖化の階段を登っていたけど、エスカレーターに乗っちゃう感じである。
こうなると進行は速いようだ。
北極付近の氷は瞬時に融解し、南極大陸の氷は海中に滑り落ちるだろう、海面が数メートル上昇し沿岸の主要都市は瞬くまに水浸しになる。
地上では、温度上昇による疫病の多発と異常気象による自然災害や食料難に見舞われることは言うまでもない。
この話を聞いて「俺んち山奥だから大丈夫!」って思う人は相当危険である。自分さえよければいいという概念がもたらした結果が地球温暖化を招いたのだと僕は思う。
チームマイナス6%のステッカーを貼っている車を良く見かける。
温室効果ガスの軽減を図ることは素晴らしいことだが、その活動が環境の為ではなく自社のイメージアップとして行われていることが多いようだ。
環境を考えた運営=自社のイメージアップ=売り上げの上昇=温室効果ガスの排出
結局同じである。
ここ数十年で数倍に跳ね上がったCO2排出量は6%の軽減ででどうにかなる話ではない。
地球温暖化の防止に悪あがきすることも大切だが、そろそろ今後の激動の時代を生きる準備が必要なのではないだろうか。
僕はまず、庭にハンモックをつけマンゴーの木を植えようと思う。
「あっちーなー」なんつって魚介メインのBBQに冷えたビールも良いかもしれない。
どんな状況になろうとも、笑顔で今日を幸せに生きることが大切だ。
温暖化ソングを聞きながら・・・

【関連する記事】